とうとうラスボス攻略 餅粉から作るよもぎもち
ではとうとう一番やっかいな餅粉でよもぎもちにチャレンジしてみたいと思います。祖母はよくおはぎは作ってくれましたが、母はしませんでしたし、ましてや餅粉で餅づくりなんてはじめてのことだらけでございます。
これらの材料を使ってやってみます。
ここまでのいきさつはこちらの記事をご覧ください。
フードプロセッサーというものがあります。食品を粉砕するものですが、おろし金やすり鉢といった...
今回も、よもぎは解凍したものをすり鉢ですり潰しました。なんかね、NHKグレーテルのかまどの草だんごの回を見てみると、よもぎの茹で方について以下のように書いてあるんですよ。
繊維がくたくたになるまで、約10分ゆでる。寅さんの草だんご
なんと10分も茹でなきゃならんかったらしいんですよ。私はさっとしか茹でなかったから、それで包丁では切れなかったのかもしれないと思いました。来年はもっとクタクタになるまで、コテンパンに茹でてやるつもりです。
餅粉の袋に書いてある作り方を見てみると、一袋(250g)に対し水200mlとのことです。しかしよくよく考えよう。意気揚々とやって、いきなり大量の失敗作ができたらどうするんだ。というわけで、まずは慎重に半分でやってみることにしました。
さて、餅づくりで難易度が高いと思われる点、それは生地を蒸し器で蒸さなければならないことだと思います。面倒ですよね。というわけで今回はこちらのサイト 春が来たよ~♪春の恒例!よもぎ餅を参考に、文明の利器、電子レンジを使います。ラップをかけて、600Wで3分加熱。そのためにステンレスボウルではなく、耐熱ガラスボウルを使用しています。
できあがり!ご覧のような一口大のお餅が12個できました。
くっつき防止にグラシンペーパーに乗せたのですが、ラップのほうが良かったかもしれない。また水が多めだったのかちょっとゆるめで、真ん丸に丸めることはできませんでした。しかしすり鉢で潰した甲斐あって、初回の「白い餅に青のり」状態と比べますと、まだ青のり感はあるも、全体にうっすら緑色になったと思います。
見比べたらぜんぜん違いますね。ではつぶあんを乗せていただきまーす。
手作りの餅、ゆるめな仕上がりですが、しっかりとコシがあってめっちゃウマ!ツルンとしこしこして、弾力があって、よもぎの香りもすごくいいし、あっさりした粒あんも美味しいし、自分で言うのもなんですけど、本当においしくできました((∩^Д^∩))バンザーイ
作ってみる前は、「美味しいだろうけどけっこう手間だし、やっぱりよもぎ大福は買ってくるほうがいいよねーってなるに違いない」と予測していましたが、これは手間をもってしてもまた作りたくなるくらい美味しかったです。よもぎは処理したものを冷凍しておけば、いつでも食べたい時にあの香りが楽しめます。これまで実家の庭に生やし放題だったよもぎ、これからは毎年もうちょっと早い時期に摘んでこようと思いました。思えば、春になると絶対にそこらの河原でよもぎを摘んでいる人が出没しますけど、今になってその気持ちが初めてわかりましたねぇ。
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