赤福みたいとは言わせない お福餅

2020年08月17日
和菓子は日本人の心 8

後日追記
お福餅も賞味期限の改ざんがあったんだそうです~(; ̄ェ ̄)
お福餅よお前もかっ。というわけで、これからはお福餅を買おうと思っていた気持ちもすっかり萎え~でございます。期待させた皆さん、ごめんなさい。

こしあんの乗ったお餅で伊勢の名物といえば、世間ではやっぱり赤福だと思うんですが、何かと醜聞の絶えないなんだか黒い会社というイメージがつきまとい、好物なのにあんまり買いたくないな~と思ってしまいます。そこで気になる類似品、赤福の偽物みたいに思われているお福餅があるじゃないですか。でもちょっと待って下さい。お福餅は赤福の真似をした商品なんでしょうか?世間では、要領がよくて出し抜くのが上手い人が世渡り上手なように、商売上手なほうが有名になっただけで、こっちが元祖だったかもしれませんよ?

赤福と同じピンクの箱

ピンクの包装が赤福とソックリ。赤福が有名なためにコッチが真似したんだと思われがちなかわいそうな存在。

いつ頃か忘れましたが、赤福はイメージが悪いから買いたくないな、じゃあ「赤福の偽物」と思われてガッカリされがちな御福餅はどうなの、と思って調べた時に、もしかしてこの形のモチとしてはコッチが元祖なんじゃないの。と思ったことがありました。で、一度食べてみたかったんですが、御福餅は赤福と違って手作りのため、赤福ほど流通していません。取り寄せてまでなーという感じですし、いつか機会があったら食べたいなと思っておりました。そしたらですね

チラシに載ったお福餅

なんとフレスト(というスーパー)のチラシに載っているのを発見しました。そういえばこの時期はお盆の帰省土産とかで、普段は見ない地方の銘菓が店頭に並んだりします。フレストは京阪天満橋駅の地下にあるスーパーがそれなのですよ。というわけでお福餅と初の対面を果たしました。新聞広告、見ないで捨てる時もあるので、見つけられてよかったー。

原材料とカロリーです

ピンクの和紙をはがすと中は白い箱かと思いきや

きれいな印刷された箱

パール色のようなツヤのある、きれいに印刷されたものでした。ほぉ

真空パックされとる

さらにその中には直接モチが入っているものと思っていたら、プラスチック容器に脱酸素剤が入ってピッチリとシールされた状態でした。知らぬ間に近代化している…。ちなみに日持ちは購入日から3日でした。

おかめが焼き印されたヘラ

赤福にもついているヘラはお福餅にもついていました。木製で、おかめが焼き印されています。

ちょっと寄ってしまったお福餅

シールを開封しますと…これまた見た目赤福とクリソツ。お福餅の模様は「二見浦に打ち寄せる波」をイメージしています。
※持ち帰る際にナナメになってしまい、寄ってしまいました。

赤福は工場で機械が製造しているのに対し、お福餅はいまでもあんつけ職人の方が手作業で箱につめておられます。私はすべてを「手作りがすばらしくて機械はだめ」と切ることはできません。機械製造に対しては膨大な設備投資が必要となりますし、機械が製造したほうが衛生的かもしれません。ただ、京都の粟餅処澤屋のように手作業に意味があるお店がありますし、うどん屋さんもパン屋さんも、まじめな職人さんほど「機械任せにはできない」とおっしゃるのではないかと思います。となると、手広くやって金儲け(というと聞こえが悪いけど)できるかどうかの分岐点は「他人(機械)任せにできるかどうか」ではないかと思うのです。

二見浦に打ち寄せる波をイメージしたというあん

初めて食べたお福餅。見た目だけで言うと赤福のほうが餡の水分が多く滑らかな感じだったような気がします。ただ、赤福は原材料の産地だけ掲載しているのに対し、こちらは小豆と餅米のブランドまで掲載しているこだわりようです。水分少な目のこしあんは見た目はポロポロとした感じですが、甘さは控えめでしっとり、小豆の美味しさが口いっぱいに広がります。モチはコシがあり歯切れよく、ビヨ~ンと伸びないしっかりしたタイプ。

赤福と食べ比べてはいませんが、お福餅だって赤福以上に売れてもいい美味しさだということがわかりました。餡の模様、ピンクの包装やヘラ…至る所までソックリすぎるあまり、目立たない会社のほうが「パクった」と思われがちですが、真偽のほどは確かめようがありません。しかしお福餅は類似品と思われたままではもったいない商品だと思います。もし今後、お福餅と赤福が並んで売られていたとしたら、私はお福餅を買おうと思います。

御福餅本家 – 伊勢・二見浦で280年余続く、手づめのあんころ餅屋。

創業は、赤福は1707年、御福餅本家は1738年とされていますが…

赤福、信玄餅、長崎カステラ… 本家・元祖争いの言い分

 全国各地の有名観光地には「名物」として知られるお土産がある。ただ、不思議でならないのは、本来なら一つしかないはずの「元祖」や「本家」を名乗る店が“乱立”していることだ。ここでは、…

お福餅のこしあんアイスお福アイスマック。美味しそ~!
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bon
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コメント8件

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robbie

bonさま
こんばんは。本家争い、いろいろありますね。横浜のキタムラバッグとか。ザッハトルテもそうか。

お福餅さん。応援したくなりますね。アイスマック、魅力的。

信玄餅は桔梗屋さんよりも、金精軒さんの方が好き。甘さ控えめな感じです。

2020年08月17日 (月) 21:51
bon

bon

Re: robbieさん

こんばんは。
私は八つ橋の元祖争いが記憶に新しいのですが、そう言われたら津々浦々にありますね…

キタムラのバッグも?と思って調べたら、なるほど、兄弟争いなんですね。京都の一澤帆布と同じような感じというか、どこも売れると兄弟で分裂し、そのうち揉めるんですね…(^_^;)

信玄餅も二つあるそうですが、私は信玄餅を食べたことが人生で数回レベルで、どっちの会社のだったかもわかりません。でも有名なのは桔梗屋さんのほうですよね?もし選ぶ機会があれば金精軒にしまーす_φ( ̄ー ̄ )

どちらが本家かなんて、詳細を知らなければ消費者にわかりようもありませんし、おいしい方を買うまでと思いますが、
できたら、まじめにがんばっておられる会社を応援したいですね。

今、冷凍庫にはシャトレーゼのアイスがいっぱいあるので、それが少なくなったらアイスマックを買うつもりです。そういやオハヨーのカフェラテ味はいまだみあたらずです(^^;;

2020年08月17日 (月) 22:23

yuni

このお餅、近所のコープでもありました。是非買ってみます。元祖とかいろいろ争いがありそうですが、製品が優秀なものが自然に残っていくといいですね。

2020年08月18日 (火) 08:47

ススム

伊勢の名物

こんにちは。
伊勢市内には、神宮参拝の行き帰りに立ち寄る茶屋が多くあったことから、和菓子メーカーが多くあります。
おにぎりせんべいのマスヤは赤福の親戚で、中華まんや茹で小豆で有名な井村屋も伊勢市だったと思います。
bonさんが書かれている、赤福の製造日の改ざんが問題になった時には全国の売り場から赤福が消えて、一時的にお福餅が話題になりましたが、お福餅も製造日を改ざんしていたという笑えないオチもありました。

私にとって伊勢の名物は、なんと言っても「へんば餅」です。
これは伊勢市に行かないと手に入らない和菓子で、赤福とは逆に外側が餅で中身があんこですが、普通の餡子餅とは違った美味しさがあります。
手で直接持って食べられるし、日にちが経ってもオーブントースターで温めても美味しいです。
木を薄く削った包装紙も風情があるので、もし伊勢に行くことがあったら是非お試しください。

2020年08月18日 (火) 14:06
bon

bon

Re: yuniさん

こんばんは。
生協にもありましたか。いや、フレストで販売されるということは、他にも関西の納品先がありそうと思っていたんです。生協なかなかあなどれませんよね。
しかし、お福餅も製造日改ざんがあったそうなんですけど(-"-;
赤福とまた違う美味しさがありますので、これはこれで一度お試しください。

2020年08月18日 (火) 23:24
bon

bon

Re: ススムさん

こんばんは。コメントありがとうございます♪

ススムさん事情通とみた…(笑)
いやお詳しいですね!あのマスヤが赤福の親戚だなんてびっくりです。
そしてお福餅も製造日を改ざんしていたのですね…がっくりです。知らなかった。教えて下さりありがとうございます。本当に笑えない話ですねぇ。
赤福は暴力団がどうのこうのとかもあってもう一段イメージが悪いですけど、お福餅も同じ穴のムジナですかね…。
★みっつです~!つけたのによぅ…
・゚・(ノД`)・゚・オイオイ
まぁ、全国で観光客相手の名物の類はどこもそんなものなのかもしれないな、まじめにやっている店だったら素晴らしい、くらいに思っておいたほうが良いのかもしれませんね…

へんば餅、ググって見てきましたがまぁ美味しそうなこと。こんなおいしそうなもの知りませんでした。
三重県に親戚がいるんですが、いつもお土産には赤福と長餅をもらっていました(笑)
へんば餅はお店がいくつかありますが全て伊勢市なんですね。一般的に伊勢名物=赤福ですから、知る人ぞ知るという感じでしょうね。いいことを教えてもらい、伊勢へ行きたくなりました。

2020年08月18日 (火) 23:39

ススム

そういえば

物知り顔で裏事情を書いたつもりはありませんので、念の為 (苦笑)
おにぎりせんべいは、赤福が処分する餅米を利用したのが始まりだと聞いたことがあります。
お福餅はどこから見ても赤福とそっくりで、味の優劣はともかく、やっぱりコピー商品ですね。

余談ですが、なが餅にも安永餅という類似商品があり、へんば餅を細長くした感じですが、どちらも駅や高速のサービスエリアの売店で売られていて、地元でしか手に入らないのはへんば餅だけです。

もうひとつ余談ですが、三重県内には同じ商売の店が並んで商売しているのを見かけることが多く、もしかしたら名物の類似品が出来るような風土があるのかも知れません。

---
私のブログでお約束したテーマの記事がなかなか書けなくてすいません。
お盆休みに書くつもりが、あまりの猛暑に何も出来ませんでした (爆)

2020年08月19日 (水) 00:22
bon

bon

Re: ススムさん

こんばんは。お返事ありがとうございます♪
よその人は知らないけど、地元の人なら誰でも知ってる情報みたいな話で興味深いです。

マスヤと赤福の関係もググって、赤福が処分するもち米を回していた話も見ました。
おにぎりせんべいが伊勢の会社だったとは…そしてまさか赤福の関連会社で…
家族でズブズブ…(苦笑)
いろいろと驚きの連続です(^-^;
子供の時よく食べていたおにぎりせんべいが…
友達は大人になってもバッグに小さいサイズを入れていたあのおにぎりせんべいが…

赤福とお福餅はどこからどこまで露骨なほどにそっくりで、どちらかがコピーしたことは間違いないと思います。どっちが先だったのかと思いますが、今となってはどうとでも言えますし、私たちには知りようのないことですね。

どちらも味は美味しいのに醜聞がもったいないなぁと思います…

なが餅も他社があったんですか( ⊙⊙)!
へーっ!(驚いてます)
私がいつも食べていたのは笹井屋のほうです。なが餅も美味しくて大好きです。
ああしかし、憧れのへんば餅。ネット上のブログ記事を読み漁っていると、中には東京の三重アンテナショップに限定入荷していたとか、冬にお取り寄せできるという情報も見ました。いつか必ず食べてみたいです。

吹き出しの画像を都度変える方法について、とんでもないです。ご無理なさらないでください。私は何年先でもいいくらいの感じです^^自分でちょっと考えたのは、Akiraさんの「チャット風吹き出し」のコードの、画像の指定(backgraund-image)を各記事ですれば良いのかな?と思ったのですが、まだ試してみたこともありません。それにきっと、試しても一筋縄ではいかないと思います(^-^;。
私も自分でやってみて、万が一先にできたらススムさんにご報告しますね(*^^*)

2020年08月19日 (水) 21:17